りんご大好き三浪生の日常

国公立大理系志望三浪生の日々を綴ります。

留年は確定する直前が一番辛いが浪人は確定した直後が一番辛い

 題のままです。

 二浪一留二中退(大学受験年度数5年)しましたが、留年は確定前が辛く、浪人は確定後が辛いです。どちらも自業自得なのですが。因みに浪人<留年で辛いです。

 はじめに、浪人は発表前は希望に満ち溢れております。もしかしたら、受かってるかもしれない。もしかしたら、部分点が貰えているかもしれない。ある日は甘い自己採点に心躍らせ、ある日は厳しい合格最低点に心蝕まれ、後期の勉強など手放して電卓を叩くその手は、まるで農作業をほっぽってワルツを踊るハンガリーの少女のよう。

 一方、留年は違います。確定する直前が一番辛いです。もう分かっているのです。やべ、留年したかも。と思った時にはもう既に留年しているのです。首斬り台に首が乗っかっておるのです。ジェットコースターの頂上なのです。あとはもう真っ逆様に堕ちていくだけなのです。それなのに、刃は落とされず、自分の死刑執行日まで斬主台に首をのっけたまま阿呆面ぶら下げて、死ぬまでの日数を指折り数える落ち着かない日々が始まるのです。ですから、ギロチンが落とされたその瞬間、その一瞬だけは辛くとも、その後は辛くないのです。むしろ、自由時間が出来たな。この一年頑張ったもんな。ちょっとぐらい休みがあってもな。とクズポジティブ思考が始まります。休憩し続けていつまでたっても私だけスタート地点でサイコロを振り続けています。

 だから、前期で留年が決まっていたことを後期が始まってちょっと経ってから気づいた救いようのない底辺のみんな!元気を出すんだ!お前が学科で一番無能だぞ!